クラミジアは細菌とウイルスの中間に分類されている微生物です。
あらゆる性行為で感染しますので、オーラルセックスでも感染します。
また、クラミジアに感染しているとHIV(エイズウイルス)など他の性感染症にも感染しやすくなります。
のどの場合の検査は、太い綿棒のようなものを喉に入れて喉を軽くこすって粘膜を採取する方法と、うがい液で検査する方法があります。
うがい液による検査の方が患者さんも楽ですし、検出率も高いことが判っています。
近年は、オーラルセックスを行う人が増えているため、性器だけではなく、のどのクラミジアも増えています。
検査はパートナーも一緒に受けることが大切です。
パートナーが未治療だと、患者さんはパートナーと別れない限り、再び感染することになります。
これをピンポン感染と言いますが、ピンポン感染を防ぐためには、パートナーと一緒に受診しましょう。